こんにちは
りんねです
昨日はじめて
すずめの戸締まりを
見ました。
君の名は。
天気の子
に続く作品ですが
2つの前作と
違う部分は
題材ですよね。
全ての作品に
共通しているのは
災害と
それを乗り越える
男女ですが、
作品ごとのテーマと
どう乗り越えるかは
違います。
君の名は。が
彗星の飛来
天気の子は
大雨がメイン。
では、
すずめの戸締まり
は？
ご存知の方も
多いかと思いますが
震災です。
この作品は、
前2作とは違い
私たちが知っている
大きな災害が
モチーフ。
みるのが途中で
つらくなる方も
いるだろうな
という作りでした。
それを補強するのは
何より
記憶に新しい
「あの日」
の描写。
時間が経つにつれ
それを知らない人が
どんどん増えて
風化が進みますが
この作品はそこに
1度起こった災害は
当事者からすれば
永遠に終わらない
ということや
当事者と部外者の
視点の違い
がよく現れており、
とても考えさせ
られます。
新海誠作品では
その美しい光や水
といった作画が
物語に華を添えます
印象的な風景が
なぜ「綺麗」なのか
どうしてそこは
その景色なのか
というものや
さらには有名な
「あの日」の
風景まで。
この作品が、
何に対しての
思いで作られたかは
誰でもわかります。
あの日、
「いってきます」
には
「ただいま」と
「おかえり」
があるはずだった。
このブログの
冒頭にある
ティザー画像を
ちゃんと
見ましたか？
これです。
映画の宣伝画像
というものは
公開前から
公開後まで
何パターンか
ありますよね。
この
「行ってきます。」
の対になる
画像があります。
こちらです。
水に浸った
廃墟での
「行ってきます。」
から、
美しい草原と空の
中を進む
「おかえり
なさい。」
美しい景色ですよね
この作品は、
何があっても
どんなにつらくても
人は前をむける
過去への区切りを
つけることができる
そんなメッセージが
作品に
込められています。
何もなくなった
街にだって
草木が生えて
また人々は
生活をします。
失っても
前に進める。
すずめに自分を
重ねて、
救われた人が
多くいるはずです
まだ見ていない人
にもぜひ
みてほしい。
ちゃんと毎日
行ってきますを
言おうと
思えますよ。
